いのうえのブログ

酒のことについて書きます

やばい上司に出会った話

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こんにちは。
冷房と酒をを乱用しています。
井上です。

約2か月前にヤバい上司と決別したので
トラウマ供養のために記事にしていきます。

ファーストコンタクト
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2018年冬。
会社やめて別の職種へいこう・・・
そんなことばかりかんがえていた
何故そのようなことを思ったのかというと

残業60時間以上して
手取りが22万だったから・・・

ありがとうを集めても生活はできないのだ。

それにIT企業に行きたかったのもある。
思い立ったら即退職願を出した。

止める会社のおじさん達の手を振り払い何とか退職が決まった。

退職二週間前・・・
「最後に合わせたい人がいる。その人に会って退職を考え直してほしい」
そう言い当時の上司は急に私を会議室へ連れて行った。
退職2週間前に考え直すわけないだろ・・・と思った。

「いのうえちゃんのタイプかもよ~(笑)」
とも言われたがどうでもよかったので無視した。

会議室へ入ると30台前半と思われる男性が座っていた。
これがやばい上司とのファーストコンタクトだった。

軽く挨拶を済ませたのち、本題に入った

「うちの部署こないか?」

ということだった。
ヤバい上司は、仕事内容・給料面等丁寧に説明してくれた。
悪くない内容だった。

いうまでもなく丁重にお断りした。

無茶な話しだよね・・って誰もが思っていたからなのか
強く引き留められることもなくその場は終わった。

きっかけ
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退職数日前、最後にみんなで飲みに行くことになった。
もちろんヤバい上司も一緒に。

10人くらいのおっさんに囲まれて飲む酒も悪いものでなかった。
何せ今日は私が主役だからだ。

会社の常務もなぜか参加しており、
みんな子供みたいにはしゃいで飲んだ。
そして激励の言葉をくれた。
とても楽しい会だった。

つい酒を飲みすぎて泣いてしまった。
よく覚えていないけど、給料低すぎて泣いていたのかも。

それを見たヤバい上司が
「お前ITなんてすぐやめんだろ~辞めたら俺と働こうぜ」
と言った。
みんなからの激励に感激して泣いたと思ったらしい。

失礼な奴だと思ったので無視した。

再入社
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そして1年後、私は会社に戻ってきていた。
ヤバい上司の力で。

最初は、ヤバい上司とは別の部署に飛ばされた。

再入社は円満退社でも難しいらしい。。。
入れただけよかったのだ。

その部署ではヤバい上司とのかかわりはほぼ無いに等しかった。

その部署の人たちはとても優しかったし
サボり放題だった。
一時間姿を消しても何も言われなかった。
勤務時間中に散歩とかしてた。

このままここに骨を埋めようと思った。
そんな時、ヤバい上司の部署への異動が決まった。

元々ヤバい上司と一緒に仕事をする目的で再入社したので
ようやく希望通りになった、といった感じである。

さて、部署移動しヤバい上司と仕事をすることになった井上。
ヤバい上司とは関わりがほぼ無かったので、当時は
「たくさん勉強させてもらうぞー」
とか呑気なことを考えていた。
ヤバい上司は仕事ができるらしい。ので。

1人で年間3億稼ぐらしい。
すごいんだぞ。
他の奴には絶対できないからな。俺だけだからな。

(と本人が言った。)

自己評価が高いことはいいことだ。

それに
まだ上司は優しかった。
「お前に期待している」
と言って、適切な量の仕事と少し過大すぎる評価をくれた。

1人目の犠牲者
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ヤバい上司には、私以外にも20代の部下が2人いた。
1人は大柄で気が弱く、緊張惟だが温和な感じの男の子。
もう一人は新卒でコミュ障な勉強家の男の子。

この二人ももちろんヤバい上司の被害者である。

仕事中は基本ヤバい上司と私とこの2人で動いた。

最初の犠牲者は大柄な男の子。
この子をA君と呼ぶ。

A薫は新卒でヤバい上司のもとに来て、約2年間一緒に仕事をしている。

再入社当初からこのA君の愚痴を上司から
さんざん聞かされいた。
内容はこうだ。
・遅刻ばかりする
・書類の内容がダメすぎる
・仕事への姿勢がなっていない
・声が小さい
・嘘をつく
等の事だ。相当A君のことが嫌いみたいだ。

実際一緒に仕事をすると、想像以上だった。ハラスメントが。
ここではじめて、ヤバい上司のハラスメントを目撃するのである。

とにかく怒鳴り散らしていた。
取引先の人が居ようと何だろうと。
内容は小さなことから理不尽なことまで、
A君の行動一つ一つを見張り、怒鳴っていた。

そして時には彼の存在を無視したりもした。

休憩中には、彼の私生活や性に関することを面白可笑しく
取引先の人や、同じ会社の人間に話した。A君の前で。

やばい・・・・・・

と思った。

A君は目を虚ろにしながらも何とか仕事に来ていた。

私は見ていられなくなり、部長に訴えた。
A君ははすぐに異動が決まった。

その際に上司は、いかにA君を思って2年間関わってきたか
部長とA君と私に対して冷静に説明した。

裏では、「Aともう関わらないで済む^^^^^^^やった^^^^」
と喜びの舞を踊った。

この人は頭がおかしいのだと思った。

2人目の犠牲者
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次の犠牲者は新卒でコミュ障の男の子。
この子をB君とする。

上司はB君が新卒ということもあり、丁重に扱っているようだった。
最初は。

しばらくして、
B君に単純作業を任せたのだが、彼は全くできなかった。
かなり不器用なタイプらしい。

それを見た上司はいらいらして
B君を激しく怒鳴りつけた。
A君にしていたみたいに。

B君はかなり落ち込んでいた。
怒鳴る必要なんてないのに・・と思った。

帰り際、B君に「あれはないよねー」なんて言って
励ましてみた。
B君は泣いているみたいだった。

若干18歳の彼が右も左もわからず社会に出て、
こんな仕打ちを受ける必要はあるのだろうか。
と思うと私も泣けてきた。

取引先の人が
「あの子自殺しないかな・・・」
とつぶやくほどの激しさであったが、
B君に対する激しいハラスメントはこの一回きりであった。


「Bは育てられないから異動してもらう」

上司は好意で怒鳴っていたらしい。この頃には上司に対しての
不信感がすごかった。
上司は直ぐにB君を他の人に任せた。

無事数ヶ月後B君の異動が決まった。
彼が入社当初からずっと異動届を出していた部署に。

異動の前日、
上司はB君に言った
「俺と仕事したこともないのに入社当初からずっと異動届出してたよね。
 無事異動出来てよかったね(笑)」

形だけでも激励の言葉を述べるのが大人ではないのだろうか。
この時点でこの人かなりヤバいと思った。

「ごめんなさい」
と上司に申し訳なさそうに言うB君の顔が忘れられない。

被害
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さてここまで来て御察しの通り
次にハラスメントの矛先が私に向いたのは言うまでもない。
モラハラパワハラアルハラ・セクハラ
全てされた。

常に誰かをハラスメントしていないと気が済まないみたいだった。

事例を順に書いていきたいと思う。

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しっかりと自分を持っていれば避けられる、対処できる。
モラハラってそんなもんだと思っていた。

でも全然そんなことなくて、モラハラする人は
じわじわと心を攻めていく

最初は、優しく、私を特別扱いしていた。
意見も聞いてくれたし・・・最初は・・

事例1■ガキの使いじゃないんだから
私の会社では作業が完了したのち
書面でお客様へ報告書をお渡しする。

お客様によっては報告書の控えが要るので、2部又は3部欲しい
ということもある。

「今回は初めて取引する相手だから、報告書何部必要か聞いて。」
ヤバい上司に指示を受け、言われたとおりにお伺いし報告。

「郵送で良いかもきいたか?聞けよ?そのくらい考えればわかるよな。
ガキの使いじゃねぇんだからよ!!!!!」

怒鳴られた。

キレるほど不満なら事前に言えばよかったのでは
と思ったが、
気が利かなかった私にも非があったのかもしれないとも思って少し反省した。

ガキの使いじゃねぇんだから」
という言葉、お気に入りらしく
100回ほどこの言葉で理不尽に罵倒された。

ダウンタウンの「ガキ使」という番組名に
不快感を感じるようになったのは言うまでもない。

事例2■何に使うんだよ分かりづれぇな
ガキの使いではないと証明したかった私は、
指示されたこと以外にも上司が求めているであろう事を
察し行動するようになった。

打合せで必要な書類の作成をお願いされ
期日までに何とか作成した。
また、当日の打合せ内容を加味し指示を受けていない
資料も作成し、当日持っていくことにした。

当日、資料の説明をし配る。
上司が口を開く。

「これ何?意味わかんない。」
プラスで作った資料のことだった。

ヤバい上司はなぜかキレていた。
「必要無ければ資料から抜きますので、申し訳ありません」

「なんで用意したのか言え」
この段階でかなり腹が立っていたので、
嫌味なほど丁寧に淡々と説明した。

上司は納得していない様子で、
何度も何度も資料を作成した理由を聞いてきた。
私は同じ言葉を何度も繰り返した。

「分かりづれぇな!!!!!」

そう言って資料を机に投げ付けた。
綺麗にまとめた資料が卓上に散らばる。
私は黙って散らばった資料を回収した。

ここまで約10名もの人が居る部屋の中での出来事である。
晒し者だ。

人間って極度のストレスを抱えるとその原因から離れようとするんですよね
帰ろうとした。

「おい、飲み物買ってこい」
何故か察した上司のおかげ?で
コンビニで15分ほど気持ちを落ちつかせた。
無事、無断帰宅を免れたのでありました。

事例3■お前が担当なんだろ?(笑)
謎に怒られながらも必死に食いついてきた。
ある日
「お前、この案件の担当やってみるか」
とのお言葉を頂く。

喜んで承諾し、責任を持ってやることにした。
内容をある程度引継ぎ、打合せや準備を進めていく。

1週間後・・・
「おいお前(笑)取引先に担当だって言ったんだってな(笑)
なんでだよ(笑)みんな混乱しているみたいだぞ(笑)」

混乱しているのは私だ。

意味が分からなかった。
でも我慢することにした。
言った言っていないの無限ループが始まるからだ。

その取引先へ行った際にも
「こいつ担当らしいよ(笑)」
と言って茶化してきた。もう面倒になったので軽く受け流した。

混乱しつつ面倒になりつつも無事作業が完了した。

最後に取引先と今回の作業費の話になった。

「え、聞かされていないけど汗」
え?
費用聞かされていないの・・・
だって・・・ヤバい上司からもらった資料の中には金額がかいてあったよ・・・
もう伝えているから作業を承諾したのかと・・・・・

にやにやしながらヤバい上司が言った
「だってお前担当なんだろ(笑)」


上司は
私に非がない事でも自信満々で責めた。
そのおかげで、本当は自分が間違ったことを
していたのではないかという気持ちを抱くようになってしまった。

書いてて体調悪くなってきた・・

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モラハラするんだからもちろんパワハラもしちゃうおちゃめな上司は
とにかく怒鳴って怒鳴って怒鳴りまくる。
追いつめて追い詰めて追い詰めまくる。

「人は甘やかすとダメなんだ。」
という彼の持論からくるのもだった。

その様子は
取引先の人から心配されちゃうほどのもの。

事例4■メールなんて見てるわけないだろ
業務上、外出をすることがよくある。
会社に寄らず直接取引先に行くこともある。
その際、集合時間には私が早めについて仕事を進めていることが多い。

その日も早めに着き、上司の到着を待っていた。

その間、お金にかかわるイレギュラーが発生した。
また、上長の素早い判断が必要な内容でもあった。

上司に緊急で連絡する必要があると判断した私は
ひとまず電話で一報。
出なかったので、メールで詳細を連絡した。

全く反応が無い。

またしばらくして、状況が変わったので、
取引先の人とやり取りをした後
電話で一報を入れる。

出た。

めっちゃ切れてる。
「運転中に掛けてくるんじゃねえよ!!!!!!」
電話が切れた・・・・いや知らんし・・・
この前あんた運転中に電話してたよね・・・
ほんとはいけないけど。

唖然としていると
車に乗った上司が到着。
降車するなり怒鳴りまくる。
「で、なに、状況説明して。メールとか電話とかしてきたみたいだけど
見てねぇから!!!!!!」

いや見ろよ。
取引先の人が苦笑していた。
私も顔が引きつった。

仕事中でなくても顔が引きつるようになったのはまた別の話。

事例5■お前に人権はないよ
上司は私によくこう言った。
私を鼓舞するためらしい。

違う言葉で鼓舞しろよ意味わからん。

でも言葉だけではなかった。
人権が失われていたあの頃を振り返りたいと思う。

・休みが分からない
週に6日~7日働いていた。
のはまだ良い。

どこが人権が無いかというと、休みが取れるかどうか
1週間~3日前に知らされる
のである。
そして、よっぽどの理由がないと仕事を断ってはいけない。

こうなると、予定は入れられない。
飲み会、恋人との時間、無くなることが多かった。
私に関わる全ての人間を犠牲にしたと言ってもよい。
上司を除いて。

・飲み
これは後ほど口述するが、
とにかく飲み会の数が半端なかった。
私にプライベートはほぼ無いに等しかった。

・謎の規律
会社の重役等と接する際ビジネスマナーを重んじると思う。

私の上司は、重役ではない。

でも重役と同じように接しなければならない。
おじさんへの太鼓持ちが大変得意になったのは
いうまででもない。

・休み時間はない
昼食に何を食べるかの自由がほぼなかった。
取引先の人とかかわる際は、必ず連れていかれた。
お腹がすいていなくても食べさせられるラーメン大盛のきつさを御存じだろうか・・・
また、それ以外でもお弁当等を購入して食べていると
「金がもったいねえな」と毎回言ってくるが、

カップラーメンを食べると
「お金ないのか(笑)」とも言われた。
行動一つ一つに何か言われる。
とても息苦しかった。

事例6■俺の案件ぜんぶやるよ
ヤバい上司はあと数か月後に辞める。
その情報がまわってきた。
その頃には相当精神的にきていたが
それを糧に仕事をした。

「俺会社辞めるから俺が抱えている案件すべてお前にやるよ」
酒の席でそう伝えられた。
ようやく自由になれると思った。

でもそれは甘かった。
ヤバい上司は資料だけ渡し肝心な内容については一切
説明してくれなかった。

教えてもらおうとすると、ごまかされたり
何故か怒られたりする。
もう上司に教えてもらうのはやめようと思った。

しかしすべての案件が初めての内容だった。
どう進めればいいのかどれくらい進んでいるのか全く分からなかった・・・

業務量が一気に増えた私を見て
「俺の苦しみが分かったか」
と上司はにやにやした。

毎日仕事の夢を見た。
もちろん嫌な夢だ。

でも負けてはいけないと思い、各取引先に様々なことを教示して頂いた。
積極的に勉強した。

でも仕事の量は増えていった。
気づいたらストレスで毎日昼食吐いていた。

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私はアルコールが大好きだ。
真に残念なことに上司も大好きなのである。
上司と二人で週に3~5回のみに行った。
仲が良いわけではない。
断ると、怒られるORめちゃくちゃすねるのだ。

社内で「あの二人出来ているのでは・・・」
とのうわさが流れたほどだ。
気持ち悪すぎて10円禿ができた。マジで。
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事例7■深夜まで
私の家から遠い取引先がある。
往復5時間もかかる。
それだけでもかなりしんどい。
しかも集合時間も早い。

上司は気を使ってか4時くらいに仕事を終わらせる。
しかし帰らせてはくれない。
そこから10時まで酒を飲むのだ。

帰って12時過ぎることも多々あった。
そして朝6時前に起床する。

しんどすぎて一時期自律神経がおかしくなっていた。
めまいがしたり、激しい咳が止まらなくなった。

上司にコロナを疑われた。
コロナに感染していた方がどれだけましだろうと思った。

事例8■コロナ禍
当時、緊急事態宣言が出て飲食店の時短が決まった。
皆さんはお酒が外で飲めなくなると残念に思ったかもしれないが
私はめちゃくちゃうれしかった。

上司との飲み会がなくなるからだ。

喜びもつかの間、
残念ながら飲みの頻度が落ちることは無かった。

しかも早く仕事を切り上げて
(3時とか)飲むようになったのである。

酒への執着がすごかった。

コロナでの上司の迷言を一つ紹介したい。

ある日、友人が家に遊びに来る用事があり
飲みを断ったときがあった。
「お前、コロナ禍に昔からの付き合いでも無い奴と不用意に会うなよ。
 相手がどんな行動してんのかわからねえんだからな。」

あんたと飲みに行く方が危険なことに気付いていない様子だった。

飲み会の内容はもちろん
上司の武勇伝9割、仕事の話1割
とてもじゃないが楽しいものではなかった。

しかし上司は、酒を飲んでいるときは大変機嫌がよく
扱いやすかった。
唯一井上をほめてくれたり、仕事を教えてくれる場でもあった。

ついでに日頃の恨みとまでにどうでもいい物とか買わせた。
ざまあみろ。

【セクハラ】
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最後にきもい内容を紹介したい。
セクハラも同様にヤバかった
一部自主規制をかけているので、皆様の想像力に期待したい。

事例9■お前のあそこ××そうだよな(笑)
上司はよく下ネタを話す。
気持ち悪いがまあいいかと思っていた。

よしとしたためにとんでもないことをたまに口走る。
わたしの身体の事や性生活についてなど。
私について思っていることを直接言うのだ。

もちろん自分のことも。

気持ち悪いのでこれ以上は記載しないことにする。

事例10■お前男と結婚しろよ
一度ホテルに誘われたことがある。
気持ち悪かったので無視したが、また誘われる可能性があったので、
レズであることを言った。

最初は、受け入れているような装いだったが甘かった。

「お前、男と結婚しろよ」
と言い、上司が仲の良いお客様を斡旋してきた

「セっ×スしちゃえよー」
「お似合いすぎる(笑)」
「君ら結婚したら余興で裸踊りするわ(笑)」

始まってもいないのになんか付き合う棣の話をそのお客さんの前で
した。中学生か。
何故かお客様もノリノリだった。

丁重にお断りしたが、その後そのお客様と気まずい雰囲気になったのは
言うまでもない。

その後も
「〇〇部署の××くん、お前の事きになってるらしいよ」
「お前は男と結婚した方がいいよ」」
「男に戻れよ(笑)」

等をお酒を飲むたびにいわれた。

男性のお客様に気に入られると
この人と結婚しろよと言われた。60歳のおじさんでも。

めちゃくちゃ余計なお世話である。
人の心配する前に自分の心配をしろと思った。
(上司は未婚)






10個の事例と共に上司のヤバさを紹介したが、
こんな内容のことがほぼ毎日起こるのである。

当然、

段々と心が病んでいった。
上司は「お前は一人では何もできない」
とよく言った。
実際、上司の仕事ぶりは今の私では真似できない部分もあった。

「頑張ればお前を良いポジションにしてやるよ」
ともいわれた。
病みつつもこの人のもとで頑張るしかないと思った。

さようなら上司
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約1年程経ちこれらのハラスメントのおかげで、
自分を責めることしかできなくなっていた。
深く思考することもできないし
ただ耐えることしか頭になかった。

緊張の糸が切れるのは時間の問題だった。
「もういいや」
と思った。人生が。
上司に休む連絡をし、そのままベットで寝た。

翌日は、部長に「ハラスメントヤバいです」
と訴えた。
何も考えられなくなっていた私は
友人に相談してそのとおりにしたのだった。

ここまでなぜ上長に訴えなかったのか、
という疑問を持っている方も多いと思う。

理由は、常に上司と二人きりで仕事をしていたからである。
社内の人間との関係がかなり希薄だったため、
相談できる相手がいなかったのだ。

そのうえ、上司は外面(取引先、お客様)だけはとても良い。
他の人に訴えても、
「今は我慢の時期だよ」と諭されるだけだった。
この二つである。

また、上司は耐えることを美徳としていたので
その考えに流されていたのもある。

どうでもよくなった私は1週間会社を休んだ。

一週間後出社すると、会社の人に
「井上さん元気無いって聞いたよ?大丈夫?」
といろんな人にいわれた。

ハラスメントなんてまるで無くて、私が勝手に病んだ
みたいな感じになっていた。

あきれすぎて言葉も出なった。

後に聞くことになるのだが、
上司は他部署じいたころハラスメントで8人以上を辞めさせ
その部署に居辛くなり、現在の部署に移ってきたらしい。

何故そんな人間に部下を持たせ続けるのか
全く理解不能だった。

そのうえ、自分の入っている宗教の勧誘も社内でしていたらしい。
ヤバ過ぎてドン引きしてしまった。

「永遠に関わらないで欲しい」
人に対して初めてこのような感情が生まれた。

最後に

今は違う上司のもとで働いているが
まるで環境が違う。
ハラスメントはない。

でも、ハラスメントを無かったことにした
会社とその周囲の人間、元上司は絶対にゆるさない。

上司が転職するとき、この内容を転職先に
引き継ぐつもりだ。
私が今の会社を辞める時には会社の対応を
他の人に引き継ぐつもりだ。

正直自然な流れであれば今公になっても構わないと思っているが
あと数年今の会社に寄生するつもりなので
ブログで愚痴るだけにしておく。

以上、供養になればと思う。
南無。